フランス語WEBアートマガジンにご紹介いただきました。
- noisette1223
- 2025年7月19日
- 読了時間: 4分

フランス語のWEBアートマガジン “l’Ecole des Artistes”に、「フランス人アーティスト&日本のフランコフォン(=フランス語を使う)アーティスト」の一人として、記事と作品を掲載していただきました。
(本文は全編フランス語ですが、作品も掲載していただいていますので、よろしければ見ていただけると嬉しいです。)
初めて考えてみた事や気づいたこともあり、いろいろと考えるきっかけにもなりました。
“l’Ecole des Artistes”は、アンスティテュ・フランセのアート講座の先生・編集者の Mme.Catherine Lemaitreが主催するWEBアートマガジンです。
記事によっては日本語・中国語もありますので、ご興味ある方はぜひ覗いてみて下さい。
WEBサイトはこちら。→ https://ecoleartistes.com/artistes-francais-et-francophones-du-japon-atsuko-kawamata-peintre-de-paysage-tokyo/
こちらのサイトでは、日本語訳を2回に分けて以下に記載します。
(長文ですが、よろしければご覧いただければ幸いです。)
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「日本のフランコフォン・アーティスト」:川又敦子(風景画家、東京)
< アートとの出会い>
私はアートとは無縁の環境で育ち、大人になるまでアートを意識したことはありませんでした。
ただ、絵は描かなかったものの、幼い頃からきれいな色を組み合わせるのが好きで、遊びといえば裁縫や針仕事、編み物でした。
強いて言えば、大学の卒業旅行でヨーロッパへ行った事が、私にとって初めての芸術体験です。各地で美術や建築などアートの渦に巻き込まれた印象的な旅でした。
< アーティストになったきっかけは?>
私はアーティストになろうと思った事はなく、気づくと今の場所にたどり着いていました。
私にとって、絵を描く事は一番自然で自由であり、楽に生きられると気づいたからかもしれません。
絵を始めた事で、幸せな気分で好きなもの(=ヨーロッパ)を描くことにより、人とその喜びを分かち合える事にも気づき、描き続けたいと思いました。
ヨーロッパを旅するのが好きになった方が先で、画家になったのはその結果です。
幼少の頃からものづくりは好きだったけれど、絵は描かず、始めたのも単なる偶然でした。
たまたまやってみたら、好きなもの(ヨーロッパの風景)を好きな色で自由に描く楽しさを見つけたのでした。
そして、次第に「アートの中では、自分の好きなものを好きに表現して良い」という事に喜びを見出して行きました。
個性に優劣はなく、「人と同じ様に」という縛りもない。それが楽だとも思ったのでした。
(私は幼い頃から「人と違う」事を受け入れてもらえない事もあったので、ある種のコンプレックスのようなものを持ったまま大人になりましたが、絵を描くようになりそこから解放されて自由になったのかもしれません。)
<経歴について>
絵を専門的に学んだわけではなく、30歳を過ぎてから絵画教室で画材や道具の使い方を少し学びました。
そしてその後、自分の目で見たヨーロッパの風景を自己流で自由に描くようになり、東京を中心にギャラリーやレストランなどで個展を開くようになりました。
<私とフランス>
大学の卒業旅行でヨーロッパを訪れた際、フランスやイタリア、スペインの文化や芸術に強く惹かれました。そして、自分の足で歩き、人と直接コミュニケーションを取りたいと強く思い、フランス語を学び始めました。
(まずはスペイン語、後に少しだけイタリア語も。)
フランス語は、東京日仏学院に通って学んだのみで、後は実地(訪仏時と、日本でのフランス人とのコミュニケーション)で覚えました。
フランス(ヨーロッパ)は、短期滞在で何度も訪れていますが、住んだことはありません。
(いつか一度暮らしてみたいと、ずっと思っています。)
< インスピレーションの源>
ヨーロッパの旅、地中海の町や村の風景、雰囲気と陽光・色彩。
アーティストで言えば、20世紀の画家、例えばマティス、ピカソ、ニコラ・ド・スタール、フォーヴなどが好きです。
<夢>
今の夢の一つは、旅を永遠に続けること。
そして、絵を通して旅への想い・幸せを伝えていく事。自分が幸せに描き、その作品を観てくれる人と一緒に幸せな気分になれる事。
また、フランスに滞在して制作や発表活動をしたいというのもあります。
< アートの役割>
難しい質問ですが、一つの役割として思いつくのは。
作品が人々の感性に触れ、何かしらの感動を与える事、心の琴線にふれ、精神に影響を与えること。
だと思います。
*Part2では、”l’Ecole des Artistes”本文中の作品紹介の日本語訳を掲載します。





